2022年12月16日に劇作家・演出家の谷賢一さんがハラスメントで提訴されていたことが明らかになりました。
提訴したのは女優の大内彩加さん。
一体、谷賢一さんのハラスメントの内容はどんなものなのでしょうか?
そこで今回は谷賢一さんのハラスメントの内容と被害女性は大内彩加さんだけなのかについて調査しました!
谷賢一のハラスメントの内容は?
谷賢一さんは、女優の大内彩加さんからハラスメントがあったとして550万円の慰謝料請求の裁判を提訴されています。
11月24日付で谷さんに慰謝料など550万円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こした。
引用:Yahooニュース
大内彩加さんは谷賢一さんに一体どんなハラスメントを受けたのでしょうか?
谷賢一さんから受けたハラスメント内容は、
・日常的に胸やお尻を触る
・卑猥な言葉をかけられる
・卑猥な内容のLINEが送られてくる
・稽古中に飲酒をしながら稽古をする
・酩酊状態で稽古場に来る
・性的な演出を演者の許可を取らずに行う
・若い役者・スタッフを複数人の前で怒鳴りつける
・女性キャストに肩を揉ませる
・女性を必ず自分の隣に座らせる
・物に当たる、態度に大きく不快感を出しながら稽古をする
・急に人を叩く、蹴る
・力尽くで性行為をされた
と大内彩加さんは2022年12月15日に自身のTwitterで告発内容を公表。
このような行為を2018年6月から2021年3月までの期間継続的に受けてきたそうです。
他にも、
もっと深刻な、辛すぎる性加害
ここには書ききれないハラスメント行為
と文書の中で訴えています。
2018年7月には、
東京都内で谷さんと飲酒後に「終電を逃したから家に行く」と言われ、自宅で力ずくで性行為をされた
引用:Yahooニュース
と性暴力を受けたいうのもありました。
さらに大内彩加さんは谷賢一さんから送られてきたLINEの内容も公開。
実際に送られてきた内容は、
「大内くん、彼氏できたんだってね…。おめちゃんと報告しろよ……。勝手におっぱい触ってごめんね……また触っていいときあったら教えて下さい触りたいです……」
引用:日刊スポーツ
など。
大内彩加さんが訴えているセクハラの内容と一致していることが分かりますね。
谷賢一の反論や言い分まとめ
性暴力やセクハラで訴えられている谷賢一さんですが、
事実無根であるとして自身の公式ウェブサイトで反論。
谷賢一さんの反論内容は、
・大内さんの訴えは事実無根、悪意のある誇張に満ちていて受け入れられない
・かつては稽古場で怒号を飛ばしたことや性的なハラスメントもあったと反省している
・大内さんの訴えはれっきとした名誉毀損
・ハラスメントや人権に対する社会の意識の高まりを受け、友人や専門家に相談して自身の行いを改めてきた
・大内さんとは一緒にリスペクトトレーニング講習やハラスメント講習を受けるなど、自発的に自身をアップデートしてきた
出典:PLAYNOTE
谷賢一さんの反論内容を見ると、大内彩加さんの訴えた内容を完全に否定していることが分かります。
また、谷賢一さんは自分自身が過去にセクハラをしていたことを認めている部分も。
谷賢一さんは「事実無根」を訴えていますが、所属している劇団「青年団」を主催している平田オリザさんは、
詳細は今後、司法の場で明らかになっていくかと思いますが、他の関係者の証言もあることから大筋の告発は事実であったと思われます。
引用:Yahooニュース
とコメント。
そして谷賢一さんには退団措置をとっている事がわかりました。
谷賢一の被害女性は大内彩加だけ?
谷賢一さんからのハラスメント行為の被害者は、
大内彩加さんだけではありません。
他にも被害を受けていた女性がいることが発覚しました!
その方は、女優のハマカワフミエさんです。
ハマカワフミエさんは自身のTwitterに、谷川賢一さんに胸を触られたことを呟いていたことが分かりました!
さらにハラスメントの被害を受けていたのは女性だけではありませんでした。
他にハラスメントの被害を受けていたのは、俳優の宮地洸成さん。
宮地洸成さんは、2022年12月15日に劇団「DULL-COLORED POP(ダルカラ)」を退団。
退団理由は、
劇団主宰の谷川賢一さんのハラスメントだと明らかにしています。
宮地洸成さんが明らかにした谷川賢一さんによるハラスメント内容は、
谷賢一は劇団の現場においてセクシャルハラスメントとパワーハラスメントの常習犯でした。
特にひどいのはセクハラです。私が目撃している範囲でも女性俳優の身体に触れることはしょっちゅうで、俳優が嫌がったり、稀に周りが注意してもやめませんでした。
抱きつく、胸を揉む、肩を揉ませるということもよく見ました。
私はセクハラの対象ではなかったので詳しい個別描写や時期に言及することは避けますが、本当に、ひどいです。
過去にある劇団員に対するセクハラLINEを注意した際、酔っていたのかセクハラを更に激化させてしまったこともありました。翌日に謝罪はあったものの返事はしていません。
私はあの件をいまだに許せないまま、それをハッキリ言うこともできないままここまで引きずっています。
パワハラもありました。例えば、ある稽古で私のミスでシーンが止まると怖い声で怒鳴られたこともありました。
私の未熟なミスに対する指導ではありましたが、必要な範囲を全く超えています。
また稽古場に酩酊状態で現れたり稽古場で飲酒することがよくありました。
ある稽古のダメ出しでは、谷が酔って机に頭を打ちつけて怒鳴るところを見た後に、稽古を続けなくてはいけませんでした。
本番の直前にスタッフを恐喝したり、またあるスタッフには怒鳴るような口調で命令するのを目撃したこともあります。
私に対するものではありませんでしたが、周囲の俳優やスタッフが見ている中で行われており、環境型パワーハラスメントでもあったと思います。
このように谷賢一さん主宰の劇団員の中には複数の被害者がいたよう。
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