22歳という史上最年少で3冠王を獲得したヤクルトの村上宗隆選手。
そんな村上宗隆選手が高校時代にどんな監督のもとで活躍をしていたか気になりませんか?
今回は村上宗隆選手の高校時代の成績・監督・ポジションについて調べてみました。
村上宗隆の高校時代は?
村上宗隆選手の出身高校は、スポーツ強豪校として有名な
九州学院高等学校
です。
村上宗隆選手の九州学院高等学校での成績を調べてみました。
- 高校1年生(2015年)
- 夏の熊本大会で優勝:4番打者として満塁本塁打を放つ
- 甲子園大会で敗退:4番打者として初の甲子園出場
- 高校2年生(2016年)
- 夏の熊本大会で準優勝:2-13で秀岳館に敗退
- 高校3年生(2017年)
- 夏の熊本大会で準優勝:1-3で秀岳館に敗退
高校1年生のときからレギュラー選手として活躍していた村上宗隆選手が甲子園に出場したのは1回だけでした。
出場した甲子園では、
というぱっとしない成績で、高校時代と現在の村上宗隆選手の活躍と比べるとギャップがありますよね。
夏の熊本大会では2年連続で秀岳館に敗退し、とても悔しい思いをしたでしょう。
「高校BIG4」の高校時代の通算本塁打数を見てみましょう。
- 村上宗隆選手:52本
- 清宮幸太郎選手:111本
- 安田尚憲選手:65本
- 中村奨成選手:45本
「東の清宮、西の安田」と呼ばれた清宮幸太郎選手や安田尚憲選手、2017年の甲子園で6本の本塁打を放った中村奨成選手。
通算52本塁打という成績を残した村上宗隆選手ですが、清宮幸太郎選手らなどと比べると目立つ存在ではなかったようです。
村上宗隆選手の高校時代に関する声が見つかりました。
村上宗隆選手は高校3年生の夏の熊本大会で敗退したとき、
「僕は先生をもう一回、甲子園に連れていきたかったです」
と、監督の前で涙を流したそうです。
悔しい思いをした高校時代での経験は、今の村上宗隆選手にとって意味のある経験になったようですね。
村上宗隆の高校時代の監督は?
村上宗隆選手の高校時代の監督は坂井宏安さんです。
坂井宏安さんは母校である九州学院高等学校に1995年から監督として務めていましたが、2020年に勇退。
現在は平井誠也さんが九州学院高等学校の監督をしています。
坂井氏は高校時代の村上を「邪気のない子」と形容した。真っすぐに、純粋に、野球に取り組む姿勢を持ち、練習が好きで、常にもっとうまくなりたいという欲で満たされていた。
YAHOO!ニュース
坂井宏安さんから見た村上宗隆選手は、純粋で素直な根っからの野球好きの少年だったようですね。
坂井宏安さんは村上宗隆選手を高く評価し、将来を見越して指導していたようです。
村上宗隆の高校時代のポジションは?
村上宗隆選手の高校時代のポジションは、捕手と1塁手です。
高校入学当初のポジションは1塁手だったのですが、1年生の秋に捕手へとポジションが変わりました。
当時の監督・坂井宏安さんが、村上宗隆選手を捕手へコンバートした理由がいくつかあるようです。
- 捕手として配球を勉強すれば、打席にも生きるから
- 駆け引きや試合の流れ、投手のリードなど野球を俯瞰的にみる視点を植え付けるため
- 良い捕手の元なら投手も良くなるから
坂井宏安さん曰く、村上宗隆選手は記憶力があるため捕手のリードをやらせたら勉強になると思ったそうです。
打つだけではダメだ。村上を大きく育てるためにも、捕手というポジションは大事だった。
高校野球ドットコム
坂井宏安さんは、村上宗隆選手の将来を見越して捕手へコンバートしたのですね。
坂井宏安さんの指導や捕手としての経験を積んだからこそ、今の村上宗隆選手があるのかもしれません。
これからも村上宗隆選手の活躍を応援したいと思います。
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