ジャニーズ性加害問題について、声をあげている元ジャニーズが増えています。
ついに、ジャニーズ事務所の藤島ジェリー社長が今後の対応についてお話されました。
今後のジャニーズ事務所はどうなるのか、ジャニーズ事務所は倒産するのかどうかも含めて調査しました。
ジャニーズ性加害問題はどうなる?
ジャニーズ性加害問題について、ジャニーズ事務所は再発防止に取り組むと公表しています。
ジャニーズ事務所の藤島ジェリー社長は2023年5月14日に、ジャニー喜多川さんの性加害問題について初めて見解を発表。
対応が遅くなっていた理由については、責任を持って対応したい為事実を確認したかったとの事。
ジャニーズ性加害については、プライバシーに関わるデリケートな内容です。
また、ジャニーズ性加害にあったと声をあげられた方とも対面されたそうです。
元ジャニーズのカウアン岡本さんが、BBC報道を通してジャニーズ性加害について声をあげてから続々と被害を訴える声が、、、。
元ジャニーズの二本樹顕理さんと、元ジャニーズの林さん(仮名)も声をあげました。
「(ジャニー喜多川氏は)絶対的な存在なんですよね、事務所の中で。『仕事がなくなってしまうんじゃないか』『ここで断ってしまうと事務所にいれなくなるんじゃないか』とか、やっぱり思っていましたね。
自分は純粋に夢を追いかけたくて入所したのに、こういう形でしかのし上がっていけなかったり認めてもらえなかったり、もしかしたらそれが全てではないのかもしれないですけど、そのことに対してはすごくショックでしたね。で、そういう世界に身を置いてる自分もすぐ嫌になってしまいました」
【性加害問題】“実態を知ってほしい” ジャニーズ事務所 元所属タレントたちの声 - クローズアップ現代 - NHK
特に10代の少年の心には大きなトラウマになったはずです。
ただジャニー喜多川さんの性加害にあってから、仕事も本数も増えていったようです。
現在(2023年6月)は、ダンサー兼俳優兼プロデューサーとして芸能活動されている橋田康さん。
僕が初めて人前に立ったのも全てジャニーさんがきっかけ。
改めてジャニーさんの凄さを感じます。
今でもずっと尊敬しています。
辛い経験があった橋田康さんですが、それゆえジャニーズには変わってほしいと強く思っているそう。
何も分からない子たちに欲をぶつけてしまうことは、虐めと同じ。
これからは、徹底して人を守っていくのが重要。
エンターテイメントの世界だからこそ、シビアにモラルを守っていかないといけない。
今のこどもたちや未来のこどもたちにこういった性加害が起きないよう、守っていく重要性を伝えるために勇気出して公表してくださったよう。
これ以上増えないか、まだ増えるのかはわかりません。
そのため、ジャニー喜多川さんに事実の確認ができません。
そうした理由もあり、事実を認める認めないは容易ではないと話すジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー社長。
憶測による誹謗中傷等の二次被害についても、慎重に配慮したいと話していました。
- 心のケア相談窓口の開設
- 外部専門家による再発防止特別チームの設置
- 社外取締役の就任
ジャニーズ性加害に対し、心を痛めた方へのケアをしていく方向。
また、ジャニーズ事務所外の方からも力をお借りするそうです。
ジャニーズ所属タレントとして最年長の東山紀之さんも、情報番組内にてこのようにコメントされています。
外部の方と共に全てを新しくし、透明性をもってこの問題に取り組んでいかなければいけないと思います。
ジャニーズ事務所の改革の為に、社名を変える可能性も感じられますね。
ジャニーズ性加害問題の今後は?
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー社長は、今後被害にあった方のケアと防止対策を進めていく方針です。
ジャニーズ性加害の防止対策について、どのようにする予定なのでしょうか?
外部取締役にお願いすることは、ジャニーズ事務所に対し厳しい目で指摘する役割。
- 企業の在り方や社会社会的責任として不安点はないか
- 社内外に適切なコミュケーションが行われているか
- 社内の価値観や常識だけで物事を判断していないか
ジャニーズ事務所の藤島ジェリー社長は、辞職をすることも考えられたそうです。
しかし、当時10代の少年たちが被害に遭った性加害の問題について“逃げるのではなく向き合っていくこと”を選択。
これから先、二度とジャニーズ性被害の問題を起こさないよう経営改革を行っていく予定だそうです。
あらゆる厳しいご意見も受け止めて、所属しているタレントたちの今、そして未来への想いを尊重しながら対話を重ねていく、それが自分にできる責任の取り方だと考えています。
またTBSの佐々木卓社長も、2023年5月31日に定例会見でジャニーズ性加害問題についてコメントがありました。
今回は複数の方が被害を訴えている中で、会社とし謝罪し、対応も公表したと認識しています。それが、今後ちゃんと進んでいくのかどうかが大事かなと思っています。
またTBSの龍宝取締役も個人の方が問題を起こしているわけでないので、キャスティングも変更はしない状況を見守りますとの事。
ジャニーズ性加害に対し、防止策含め今後の対応を見守る会社が多そうです。
1999年の時点で既に取締役だった藤島ジェリー社長。
しかしタレントのプロデュースはジャニー喜多川さん、会社運営の全権はメリー喜多川さんが担っていたようで、、、。
取締役だった藤島ジェリー社長は、発言もできない状況だったそうです。
また、管轄外の現場で起きたことや対応も会社で共有されることもなかったそう。
所属する全員が2人の意見を受け入れることが普通だったようです。
ジャニー喜多川が2019年に亡くなり、会社の在り方が変わってきました。
今はあまり良いイメージがないジャニーズ事務所ですが、周りの方と協力しながら良い方向へ進んでいくと良いですね。
ジャニーズ性加害問題で事務所倒産の可能性も!?
ジャニーズ性加害問題で事務所倒産の可能性は
現段階(2023年6月)低いと思われます。
ジャニーズ事務所は、資産価値が500億円を超えると言われているそう。
現在(2023年6月)のジャニーズ事務所は乃木坂にあり、不動産価値は90億円相当。
以前の赤坂の本社ビルの不動産価値は、推定20億円だったとか。
さすがジャニーズ事務所という金額ですね。
これだけのお金があるジャニーズ事務所が、すぐに倒産するほどの赤字になる可能性は低いです。
とはいえ事務所を移籍したりまた新しく立ち上げる方は、ジャニーズのタレントだけに限られません。
ジャニーズ性被害の事実が明らかになってから、ジャニーズ事務所の評価が下がっている可能性も。
ジャニー喜多川さんの被害にあった方全員ではありませんが、エンターテイメントの世界へ育ててくれたジャニー喜多川さんに感謝されているコメントもあります。
退社されたジャニーズタレントも多いですが、やはりジャニーズ事務所には素晴らしいタレントが多く在籍。
実力もあり、ジャニーズタレントを支えている多くのファンもいます。
今後のジャニーズ事務所はこれからの行動により印象も変わっていくかと思いますが、現状(2023年6月)だとこの先も続いていくのではないかと思います。
ジャニーズ性加害の問題を抱えている、ジャニーズ事務所。
ジャニーズ事務所の藤島ジェリー社長は、今後の方針を説明されています。
ジャニーズ事務所がどうなるかは、今後の動き次第。
ジャニーズ性加害に声をあげた方の心のケアと防止策を、しっかりしてくれることを願います。
ジャニーズ性被害に関する記事はこちら。
・ジャニーズの性被害なぜ今?認めない理由や徹底調査できないのはなぜ?
・ジャニー喜多川の性犯罪被害者は誰?スペオキは?イギリスBBCの内容まとめ