随分昔からジャニーズ事務所の性被害について問題がある事は、ご存じの方が多いですよね。
ですが、なぜ今になってジャニーズ事務所の性被害問題が浮き彫りになってしまったのでしょうか?
今回はジャニーズ事務所の性被害がなぜ今明るみになったのか、事務所が認めない理由や徹底調査できない理由についても調査してみました。
ジャニーズ性被害なぜ今?
ジャニーズの性被害がなぜ今になって話題になったのかというと、2023年3月にイギリスのBBCがニュースとして報じたからです
以前から問題視されていた、ジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川氏(享年87)による性的虐待。
以前から問題視されていたのに、なんで今になってBBCが取り上げたんでしょう?
まず、イギリスの公共放送BBCがジャニーズ事務所の性被害問題についてドキュメンタリー番組を放送しました。
その後、カウアン・オカモトさんが日本外国特派員協会で前社長ジャニー喜多川氏(享年87)から性被害を受けていたことを告発します。
さらに、元ジャニーズの二本樹顕理(にほんぎ あきまさ)さん(39)が前社長ジャニー喜多川氏による性被害をNHKの「クローズアップ現代」にて告発しました。
告発内容は当時10代の少年たちにはあまりにも卑劣なもの。
・性器を触られる
・オーラル行為など
性虐待については、約10回~15回ほどの被害を受けていたそうです。
ただ、以前からジャニーズ事務所では所属するタレントや歌手の少年から性被害の告発があったようです。
・1988年ジャニーズ事務所所属元フォーリーブスの北公次さん(故人)が暴露本を出版
・1999年10月から週刊文春によって14週にわたり、前社長のジャニー喜多川氏の性虐待記事を掲載
など数々の告発を受けていました。
過去の告発は正直知らなかったな…
世間では「なぜ今更問題視するのか」、「なぜ長年見過ごされてきたのか」など疑問が相次いでいます。
これらを受けて、ジャニーズ事務所現社長の藤島ジュリー景子氏(56)は何らかの対応をしなければいけなくなりました。
質疑応答などがなく記者がいない会見は、誠意が見られず問題から逃げるような印象がありました。
そのため、ファンの方々や視聴者からの反応はあまり良い印象ではなかったようです。
ジャニーズ性被害を認めない理由は?
ジャニーズ事務所が性被害を認めない理由については、ハッキリとは分かりません。
ただ、ジャニーズ事務所のタレントたちは今やテレビには欠かせない存在となっています。
私なら、この人も性被害を受けたのかなって思っちゃうかも
性被害の事実を認めてジャニーズタレントの印象が変わってしまうと、仕事に影響が出てしまう可能性があります。
そのため、事務所は頑なに性被害について認めないのかもしれません。
また、ジャニーズ事務所現社長の藤島ジュリー景子(56)氏は謝罪会見動画で
この度は創業者・ジャニー喜多川の性加害問題について、世の中を大きくお騒がせしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
何よりまず、被害を訴えられている方々に対して、深く深くお詫び申し上げます。
公式サイト
そして関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまいましたことを重ねてお詫び申し上げます。
と謝罪。
しかし、書面では事務所創業者であるジャニー喜多川氏による性被害を知らないと逃げるような姿勢がみられます。
また、叔父のジャニー喜多川氏(故人)と母親のメリー喜多川氏(故人)の二人だけでジャニーズ事務所のあらゆることを決定していたから何も知らないなど、自身も役員であったのに少々無理がある釈明。
この問題から逃げたい思いが伝わってくるようでした。
さらに加害者とされている、前社長ジャニー喜多川氏は2019年に87歳で死去しています。
「当事者であるジャニー喜多川氏に確認が取れない」などと言い、こちらの発言も逃げているようにも感じられました。
これらの発言からみても、性被害を受けた事実について認めていないことがうかがえますね。
ジャニーズ性被害徹底調査できないのはなぜ?
これまでも幾度となく告発・暴露をされてきたにも関わらず、なぜジャニーズ事務所の性被害について調査できないのでしょうか?
こちらの話題に関しても、
ジャニーズ事務所の性被害について徹底調査できない理由は、ハッキリとは分かりません。
ネットで調査してみて感じたことは、日本のテレビ業界やマスコミ大手の企業などはジャニーズ事務所に忖度しているのではないか。という考えでした。
今やテレビ番組や広告を見ていても、ジャニーズのタレントや歌手がたくさん出演しています。
テレビ番組や大手企業の広告などでジャニーズ事務所のタレントなどに出演してもらっていることから、報道できない状況を作ってしまっている気も。
大手芸能事務所のジャニーズにテレビ業界や広告業界は頼りすぎていたと考えてしまいますね。
これらの要因で報道機関やテレビ業界はこの性被害について報道しづらくなり、話題になっていてもこの問題に対して状況を変えられない。
まさに負の連鎖のようになっているように感じます。
日本において、男性の性被害は少なからず
「誰にも言えない」、「恥ずかしい」、「信じてもらえない」
など、誰にも相談できる場所がなく秘密にしておかなければならない事とされているように感じます。
今回の性被害問題も当時ではなく、時を経て告発されていることから当時は口外できない状況だったことがうかがえますよね。
近年はトランスジェンダーについての理解が高まってきた傾向にあるようですが、世界的に見ても日本は遅い印象。
今後どのようにジャニーズ事務所が対応し、被害に合われた方に寄り添っていくのか世間からは注目されそうです。
ジャニーズ性被害に関する記事はこちら。
・ジャニー喜多川の性犯罪被害者は誰?スペオキは?イギリスBBCの内容まとめ
・岡本カウアンは名誉毀損で訴えられる?慰謝料は億単位と噂も!?